弊会では、開所以来、利用者さんとスタッフ両者の「楽しい」「成長」を活動の基盤としてしています。この度、深く掘り下げ再考をすることとしました。職員一同によるテーマ別検討会にて討論をします。10ｹ月間の長丁場になります。
＊テーマは　①「楽しい」　②「成長」　③「脳のメカニズム」　④「ケアマネジメント」　⑤「発達障害者施設に求められる職員モデル」となりました。

谷川さんは、ふたかみ事業所に来られて約1年です。このような心掛けで日々の送迎に当たってくださっています。
＊日常の利用者さんとの接遇は、他のスタッフさんに比べると少ないのですが、わずかな時間でも毎日、ひとりでも多くの利用者さんと関わり（会話、コミニケーション、挨拶・・）を持つことが大事と考えております。利用者さんの喜怒哀楽を感じることは、人によって様々ですが、怒りや哀しみは自身が持っていること、感じていることが相手に伝わらない時や、やりたいことをとがめられたとき、季節の変わり目、天候、ご家庭での不満など。喜びや楽しみは、ふたかみ事業所の仕事などで頑張ったこと、出来なかったことが出来たとき、土曜日やデｲなどで行われる様々なレクリエーション、スタッフさんとの会話。現在、自分が行っている利用者さんへの支援、声掛け、助言などに満足することなく、利用者さんが、ふたかみに行ったら楽しい嬉しいと喜んでいただけるよう、更にスタッフさんも楽しんで働けるような職場にと考えております。

今年の5月25日にお伝えしてました、旧「かしの木」のリフォームが無事に終わりました。

どんな”職場”にしようかな…？

ちなみに、新しい名前は「ぽっけ」に決まりました。
　

旧優生保護法は、8月3日に神戸地裁で違憲と判断されました。
この法律は、1948年に議員立法で成立し1996年まで運用されました。その目的は「優秀な能力を持つ者の遺伝子を保護すべき」とするものです。遺伝性疾患や精神・知的障害者等に不妊・中絶手術を認め、本人の同意を必要とされませんでした。
　この法律の最大の問題点は、日本国を健常者だけの社会にしようとし、次の時代には障害者がいない国家を創ろうとしたことにあります。現に生存し暮らしている障害者を辱め、差別の対象者とし、差別を増長したことにあります。
　人もまた生物であります。人生のどの時期に障害を持つか、その確率は誰にも均等にあります。他者から国家から辱められることでは決してありません。
　多くの方と議論を戦わせてください。・・・私とでも　　　　　　　　　大西